ビジネスで成功する身だしなみ
秋になると洋服も、明るい色味からダーク系へと移行します。
女性ものの場合、秋というと必ず出てくるのが茶色やベージュカラー。
メンズでもこうした色合いのものを時々見かけますが、日本人に似合うのは茶色よりもグレーや紺。
グレーといっても黒に近いくらい濃いダークグレーやチャコールグレーがおすすめです。
濃いグレーや紺のスーツと、まぶしいくらい白いシャツとのコントラストが、より精悍に見せてくれます。
1.ストライプonストライプは幅を変えるのが鉄則
ストライプ柄のスーツにストライプ柄のシャツやネクタイを合わせる「ストライプonストライプ」が流行しています。
通常、柄物に柄物を合わせるのは、互いにぶつかり合うため非常に危険。
これをあえてしてしまおうというのですから、センスが問われます。
その鉄則はそれぞれのストライプの幅を同じにしないこと。
たとえば、スーツが細いストライプなら、シャツは太いタイプ、ネクタイはその中間タイプと、
幅を微妙に変えることでバランスがよくなります。
なお、自信のない人はストライプを2アイテムにおさえるといいでしょう。
2. 「お尻のポケットに財布」は厳禁!
日本人のビジネススーツ姿を見ていて気になるのは、ポケットに物を入れ過ぎていること。
携帯電話にペン、名刺入れ・・・。「便利だから」とつい入れてしまうのでしょうが、これは型崩れの原因に。
中でも、パンツのお尻のポケットに財布を入れている人が多いのには驚きます。
これでは、せっかくのシルエットも台無し!
やはり薄めの長財布を上着の内ポケットにそっとしまうのが、大人の男のエレガンス。
小銭をポケットに直に入れるのも避けましょう。
3.トレンチコートをカッコよく着こなすには?
秋の深まりとともに、朝晩の冷え込みも増し、スーツだけでは少し肌寒く感じることも多くなってきます。
かと言ってウールのオーバーコートをはおるほどではないし…。
そんなこの時期、便利なのが綿のコートです。
その代表格はトレンチコート。
トレンチコートは、渋い男の代名詞とも言えるアイテムです。
トレンチコートというと、バーバリーが真っ先に頭に浮かぶかもしれませんが、
実は本家本元は同じ英国の老舗ブランド、アクアスキュータム。
第一次世界大戦の時代に、同社が英国陸軍の依頼で防水加工を施した軍事用コートを作ったのが、
始まりとされています。
表には防水コットン100%、裏には防寒のためのカシミアを使用。
あくまでも機能性を追求したデザインで、肩章やベルトの金具などは、
双眼鏡や水筒、手りゅう弾などをぶら下げるために付けられたものの名残りとか。
ちなみに、「アクアスキュータム」とは「水」の「盾」、つまり「防水」を意味します。
トレンチコートを着こなすポイントは、なんと言ってもベルトのあしらい方。
腰骨よりやや上のあたりで結ぶか、両端をそれぞれのポケットに入れるのがベストです。
結ぶ際は結び目をやや横に持ってくるといいでしょう。
間違っても正面で結んだり、バックルに通して締めたりしないように!
時々、後ろで結んでいる人を見かけますが、裾に向かってラインが開いてしまうのでおすすめできません。
また、トレンチコートは新品のようにパリッとした状態よりも、
毎日着込んで少しクタクタ感を出した方が味が出ます。
あまり大事にしまい込むのではなく、デイリーにどんどん着たいもの。
逆に、きちんとした正式の場に着ていくのは、控えた方がいいでしょう。
一方、トレンチコートをカッコよく着こなす自信がないという人は、ステンカラーコートの方が無難。
トレンチと違って、ベルトで上下が分断されることがないので、バランスも取りやすく、体型もカバーしてくれます。